二重まぶたは、まぶたにくびれができて、二重(にじゅう)になっている状態のまぶたのことです。二重まぶたになっていると、目が大きく、はっきりと見えます。日本人はどちらかというと、二重まぶたでなく、一重まぶたの方が多いです。それは、日本人の骨格や上まぶたの構造によるもので、一重の目は日本人の特徴ともいえます。 一重まぶたの場合、表情が少し暗くみえてしまう傾向にあります。そのため、「目もと」の手術の中でも、二重まぶたの手術を希望される方はとてもたくさんいらっしゃいます。

実はなぜ二重ができるのかは医学的には完全に解明されていません。 まぶたの下部には瞼板(けんばん)と呼ばれる軟骨のような組織があり、それに筋肉(眼瞼挙筋)が付着しています。 まぶたを開こうとするときに、筋肉が収縮することによって瞼板が引き上げられ、まぶたが開きます。 このときに、瞼板と瞼板の前の皮膚の結合が強いと、瞼板とともに引き上げられ、引き上げられた皮膚の上の皮膚がかぶさることによって二重となります。
これが一般的にいわれている二重になる仕組みです。
そして、二重まぶたが実現される要因・二重にならない要因には以下のようなことが考えられます。
■二重の促進因子
1. 皮膚と瞼板、挙筋との間に存在する挙筋腱膜終末板や結合織が密な場合
2. 上記1阻害因子が少ない場合
■二重の阻害因子
1. 皮下脂肪、眼輪筋、瞼板前脂肪、隔膜前脂肪、眼窩脂肪→軟部組織量が多い場合
2. 皮膚が厚く、伸展性に欠ける場合
3. 眼窩上縁と眼球との間隔が狭い場合
4. 前頭筋の働きが強い場合
この2つの因子のバランスの中で重瞼ラインが決定されます。 阻害因子が促進因子を上回った場合には、一重まぶたとなります。 これらの因子は軟部組織であるため、変動するものであります。 一重の人でも時々二重になったり、二重の人も朝むくんでいたりすると一重に戻ったりと変化するのもこれらの理由によります。
SMK法では、瞼板と皮膚の結合を強化して二重を実現する方法です。
二重まぶたの形には、「末広型」と「平行型」の二種類があります。
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| 末広型 | 平行型 |
| 二重の形 | |
【末広型】
「末広型」は目頭(目の鼻側の端)はくっついていて、目じり(目頭の反対側の端)にいくにつれ広がっていく形の二重です。「モウコヒダ」という、目頭部分に上まぶたからかぶさっているひだ状の皮膚が張っている場合、末広型になります。日本人はモウコヒダが張っている方が多いです。
【平行型】
目頭から目じりまで、同じような幅の二重が「平行型」です。モウコヒダがかぶっていない場合、平行型になりやすい傾向にあります
医師の経験が大事!
二重になるための方法である手術は、美容整形の手術のなかではとりたてて難しいものではありませんが、患者さまのまぶたの状態や希望をしっかりと見極めて、患者さまお一人ひとりに適した方法を選択できないと、二重が一重に戻ってしまったりとせっかくの治療が台無しになってしまいます。
その方に適した手術方法をみきわめるのには、かなりの経験が必要になりますので、どこのクリニックでも同じと思わずに、信頼できるクリニックとドクターを選びましょう。